買物行動にヒント有り♪売場に立って初めてわかる、最近の消費者?

私は仕事がら農産物直売所や食品スーパーの売場に朝から晩まで立っていることが珍しくありません。その売場で発見、体験したことについてクライアントの皆様にお伝えして商売のヒントにして頂いております。今日はその中で2~3の出来事をこのブログでお伝えしてみます。参考になるようでしたら、自店でも実践していただけると幸いです。では食品スーパーでの出来事ですが・・・

 

①お客様は温かい物はより温かく、冷たいものはより冷たい商品に敏感に反応して購入する

売場で見ていると温惣菜や弁当などは必ずトレーを手で触り温かさを確認して商品を選んだり、購入したりしている。また夏のジュースやアイス、スイカなどのカットフルーツはより冷たいものが好まれる。「温かい物はより温かく、冷たいものはより冷たく」の買い物行動が正しいのなら、夕方のピーク時は絶対に出来立ての温かい惣菜が集中陳列できるよう作業シフトを組むべきだし、昼時のお弁当などはスタッフを一人付けても温かいご飯をその場でお弁当に入れて上げた方が圧倒的に良い。また、夏場に店頭や入口などで氷を上手に活用してドリンクや野菜、果物を販売するのは理にかなっている。

 

②女性やシニア客は量目(米飯)の少ないお弁当を選ぶ

これも惣菜売場での体験なのですが、女性客やシニア客(男女問わず)は同じ弁当ならご飯少なめのお弁当を選ぶ傾向が強い。特に昼時や年金支給日の偶数月の15日前後はこの傾向がより高まる。対策としてご飯少な目お弁当、小ライス弁当、ヘルシー弁当などとしっかり表示をしてこの時間帯は展開する。ちなみにこのことからヒントを得て作った「レディースランチ」(おにぎり、唐揚げ、ウィンナー、玉子焼き、サラダ)298円は某スーパーで販売点数で米飯部門ダントツTOPとなりました!

 

③精算後にレシートをまじまじと再確認する女性客は意外に多い

レジ精算後、レシートをまじまじと眺めながら間違いが無いかしっかり確認している客が意外と多い。特に女性客。それだけレジ会計に不審感があるのかもしれない。しかし、レジでしっかり読み上げを行っているチェッカーさんはまれである。通常は無言レジ(なぜか〇〇カードお持ちですか?だけは必ず聞かれるが)。店舗全体でレジ読み上げを徹底すれば、かなり評価は高まると思うのだけど・・・

 

④食品パックやトレーをその場で捨てて行く客がいる

これもレジ精算後だが、購入した商品のパックやトレーをその場で開けて中身だけビニール袋に移し替えて、レジ横のゴミ箱に捨てて帰る人間(あえてお客とは書かず)が居る、これは老若男女を問わないが、現場に聞くと年々増えているようだ。原因はゴミの有料化などで家庭でゴミを出したくない。

また、鮮魚(生魚関係)が一番売れるのが生ごみ(燃えるごみ)の日前日など。まぁ、鮮魚をいつ買うかは自由だが、お店にパックやトレーを洗わずに捨てて帰るとは不法投棄でしょう><

 

⑤繁盛店は親子連れや夫婦で買い物に来る客層が多い(筆者推測)

最後に、これは筆者の全くの推測なのだが、繁盛店ほど親子連れや夫婦一緒に買い物に来る客層が多いような気がする。逆に不振店やディスカウントストア―などは1人で来店し、そそくさと買い物を済ましあっと言う間に帰ってしまうような。私の感覚的なものでしかないのだが、不振店では買い忘れ品、ディスカウント店では一部商品の目的買い意識が強く、家族や夫婦で来店し買物自体を楽しむ選択肢(店舗)から既に除外されているのかも。

そう考えると、自店を繁盛店にする方向付けの一つとして「家族や夫婦で来店して貰えるような商品や企画づくり」と言うのはスゴク重要ですよね!例えば店内にあるイスや休憩所。以前は「そんなの設置するぐらいなら売場の棚や商品の一つも置け!」と怒号が上がりましたが、今はゆとりを持って楽しく家族や夫婦で買物を楽しんで貰える空間創りが重要なのでしょう!


 


2016年03月31日|分類:スーパー, 最新情報