お買い物アンケート成功ポイント②回答率が高まるコツ

今回はアンケートの回答率が高まる(集まる)コツをお伝えいたします。アンケート調査表を設計する時のヒントとして頂ければ幸いです。

 

①質問数は少ないほど、回答率があがる。

あらかじめ設問内容を絞って少なく抑える。絞る為には前回の「目的とゴール」を明確にすることがまずは必要です。

また、A3やB3の用紙片面を使って端から端までびっしり文字を書き込んだアンケートに遭遇する時があります。設計者が「片面で全て完結」したいのでしょうけど、記入を尻込みしてしまうような圧迫感を感じてしまいます。こういう場合無理に片面で終わらせるより、スペースを空け文字サイズを大きく取りA4サイズ用紙両面に設計した方が「自由欄」などのスペースも取り易く結果として回答率も上がり内容も充実する傾向があります。

 

②個人情報の記入が少ないほど、回答率があがる。

個人情報保護法が一般的になった現在、特に「氏名」「年齢(生年月日)」「住所」「電話番号」の記入を求めると嫌がられたり、白紙で提出されたりします。調査の最大目的でない場合はパスした方が無難です。もし最大目的なら記入者に理解・納得して貰える理由(材料)必要です。

例:「住所」=チラシ配布するエリアを特定し、無駄な経費を削減。その浮いた経費を価格に還元したいために行っています。

「年齢」=年齢に合った商品づくりや売場演出に変更したいため行っています。

上記についても、〇〇何丁目までとか30~40代とか目的も達成し記入者の情報特定にならない回答でOKならそちらを採用した方が回答率は上がります。

どうしても全ての個人情報を入手したい場合は、ポイントカードの会員申込とか豪華賞品プレゼント企画などで入手出来ない事はありませんが、入手した個人情報の管理など運営以上にリスクも高まりますのでご注意を。

蛇足ですが、以前ポイントカードの会員受付をした時に「安室奈美恵」「浜崎あゆみ」「木村拓哉」などの名前が複数あったことがありました><

 

③分かり易く、答えやすい表現ほど、回答率あがる。

答えやすいアンケートを作成するために、「回答者」を想定し、合わせた調査票の文章や内容を設計しましょう。ポイントは「わかりやすい文章」「回答者」「専門用語」「対象」「時期」「回答形式(単一選択型)」です。


「わかりやすい文章」で質問文を書く。文の長さを短めに設計すると端的でわかりやすくなります。

「回答者」が一般消費者と言う部分を想定して平素な日本語に置き換える。専門用語も明らかに業界対象なら別ですが通常は避けた方が無難です。

「対象(誰、どこ、何についての質問なのか)」について明確にします。

「時期(過去・現在・未来)」を明確にします。

「回答形式」は「単一選択型」がおすすめです。

単一選択型は、回答する側は答えやすくなるのと、集計する側ににも便利です。

単一選択型とは、複数ある選択肢からひとつだけ選択する方法です。

 

 

④回答者がイメージし書き易いよう質問を時系列、流れで設問すると、回答率があがる。

設問の流れとしては、消費者がお店に来たきっかけ~来店にいたるプロセス~買物の満足度~今後の継続意向、最後に個人情報という順に聞くことが一般的です。

回答者がイメージしやすいよう、時系列をあわせる。また満足度については先に総合満足度を聞き、その後に詳細満足度を聞くことがセオリーです。掘り下げていくような設問設計をする場合は、まずは総合的・一般的な質問をし、その後に詳細を聞くようにしましょう。

※先に詳細満足度を聞いてしまうと、その内容が回答者の頭に入り総合満足度の結果が変わってしまうことにつながります。(バイアスの影響)

 

 

次回は最終回、データ集計(単純集計とクロス集計)の違い!です

 

2016年03月05日|分類:マーケットリサーチ, 最新情報